(事業承継)個人病院・診療所の場合
1.個人開業医の相続と医療機関の相続財産 個人病院・診療所等個人開業医の相続の場合、通常の個人の相続財産(預貯金、不動産等)だけでなく医療機関に関する相続財産も問題になります。医療機関に関する相続財産は、病院・診療所の施…
1.個人開業医の相続と医療機関の相続財産 個人病院・診療所等個人開業医の相続の場合、通常の個人の相続財産(預貯金、不動産等)だけでなく医療機関に関する相続財産も問題になります。医療機関に関する相続財産は、病院・診療所の施…
1.交通事故による治療費の支払いについて 交通事故でけがを交通事故でけがをした患者の治療費は、多くの場合、加害者側の保険会社から病院に対して直接支払われることになります。 そのため、通常の患者に対する対応とは異なり、治療…
近年、インターネット上の誹謗中傷は、大きな社会問題となっています。口コミサイトやSNSなどで、「●●病院で医療ミスがあった」、「●●クリニックの医師は、ヤブ医者だ」など、ご自身が経営・勤務している病院やクリニックを誹謗・…
1.制度開始の背景と目的 2024年(令和6年)4月から、医師の働き方改革の新制度がスタートしました。 我が国の、医師の長時間労働に支えられた医療を変革するための動きの一つですが、現場の医療機関の皆様にとっては新しい制度…
現在でも、出資持分の定めのある医療法人は数多く存在しているかと思います。本ブログ記事では、このように出資持分の定めのある医療法人において、出資持分をもつ病院関係者に相続が発生した場合の課税についてお話ししたいと思います。…
1 はじめに 日本医療安全調査機構のレポートによれば、同機構に報告された医療事故の件数は、1か月あたり30件(ほぼ1日に1件当たりのペース)起きているとのことです。 報告されなかった事例やヒヤリ・ハット事例があることを考…
地域住民や患者に病院やクリニックのことを知ってもらうために、広告やウェブサイトを作成している医療機関は多いと思います。医療機関に関する広告は、医療が生命・身体に関わり、極めて専門性の高いサービスであることから、患者等の保…
前回の記事〔医療法人の株式?医療法人の出資持分について①〕でも紹介致しましたが、株式会社の株式に該当するものは医療法人において出資持分となります。 それでは、株式と同じように出資持分の金額が大きいほど決定権があるのでしょ…
医療法人にも株式会社でいうところの「株式」があります。株式会社であれば、時価総額は株式の数と株価で定められます。そのような経済的価値は、医療法人では「出資持分」といいます。 上場会社の場合には、証券会社を通じて好きな銘柄…
お金を貸しても返金を求めずに長期間放置すればお金を返すよう請求できる権利が時効で消えてしまうのと同じように、未払の診療報酬を請求しないまま一定期間放置していると、診療報酬を支払うように請求する権利(診療報酬債権)がなくな…