AED講習の実施
先日、AED講習を実施しました。
先日、当事務所の弁護士・事務局を対象に、AED講習を実施しました。
当事務所が入居している東京倶楽部ビル内にはAEDが設置されています。また、隣接する霞が関ビルにもAEDがあります。
もっとも、実際に応急手当が必要な場面では、エレベーターを待ち、AEDを取りに行き、再び事務所まで戻ってくる必要があります。どれだけ素早く対応しても、少なくとも5分程度はかかるのではないかと思います。
AEDの使用が1分遅れるごとに、生存率は約7%から10%低下するといわれています。そう考えると、5分の遅れは決して小さなものではありません。
そこで、当事務所内にもAEDを設置することとし、日本光電のオートショック型AED-3250を購入しました。
ただ、AEDは設置しただけでは十分ではありません。実際に使う場面で落ち着いて対応できるよう、講習を実施することにしました。
私は10年ほど前から、何度か応急手当の訓練を受けてきました。また、2020年には一念発起して、応急手当普及員の資格も取得しました。
医療機関の支援に携わる中で、生命や健康を支える医師、看護師、その他の医療職の皆様の姿を、いつも眩しく感じていました。
一方で、非医療者である私たちにも、応急手当の場面であれば、人の生命や健康を守るためにできることがあるのではないか。そう考えたことが、資格取得のきっかけでした。
今回の講習では、私の友人である救急救命士にも講師として来ていただきました。
講習は約1時間で、要救助者の発見、周囲への協力要請、胸骨圧迫、AEDの使用方法まで、一連の流れを実践的に学びました。
AEDを使う際には、電気ショックのボタンを押すことに大きな勇気が必要です。高い電圧が流れるため、どうしても躊躇してしまう方も少なくないと思います。
そのため、当事務所ではオートショック型のAEDを導入しました。オートショック型であれば、必要な場合にAEDが自動で電気ショックを実施してくれます。
もっとも、講習を行う中で、オートショック型ならではの注意点も分かりました。
胸骨圧迫に集中していると、AEDから流れる「ショックを実施します。離れてください。」という音声を聞き逃し、そのまま胸骨圧迫を続けてしまう場面があったのです。
講師からは、オートショック型はボタンを押す心理的な抵抗をなくす一方で、使用者がしっかり音声を聞き、安全確認をすることが重要だと説明を受けました。
この点からも、やはりAEDは設置するだけではなく、実際に講習を受けておくことが大切だと感じました。
今回講師を務めてくれた救急救命士は、真剣に説明しながらも、随所で笑いを交え、参加者が楽しく覚えられるよう工夫してくれました。やはりプロは違うなと実感しました。
今回は所員全員が参加できたわけではありませんので、今後も機会を設け、全員が実践できる状態を目指していきたいと思います。
なお、本記事作成中に気付きましたが、応急手当普及員の3年ごとの更新手続を失念していたため、現在期限切れとなっておりました。こちらも急ぎ再取得をしたいと思います。
(文責)片山 敦朗
