2025.02.26
事業再生ADRとは
事業再生ADRは、産業競争力強化法・裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律に基づく手続であり、その対象は、私的に事業再生を行おうとする企業で、窓口となるのは、一般社団法人事業再生実務家協会という事業再生の専門家が設立した機関に事実上限定されています。
事業再生ADR手続の利用に当たり、業種や事業規模による制限はありませんので、医療法人も利用が可能です。
事業再生ADRのメリット
準則型私的整理手続(⇒債権者・債務者の二者間に加え、中立な第三者の関与を前提とする私的整理手続のことです)である事業再生ADRを利用するメリットは、
- 民事再生や会社更生等の法的整理のように外部に公表されないこと
- 柔軟かつ迅速な処理が期待できること
- 原則として金融機関以外の取引先を巻き込まずに済み、通常取引が継続できること
- 中立的な立場の機関が関与することで手続が安定し、金融機関の信用も得やすいこと
この他にも、事業再生ADR手続によって受けることができる様々な支援措置が法律に定められています。
手続の流れと専門家の関与
企業が、事業再生実務家協会に事業再生ADR制度の利用を申請し、受理されると、実務家協会と企業との連名で債権者に「一時停止の通知」を発し、債権回収を行わないよう、また破産等の申立を行わないよう要請することとなります。
事業再生ADR手続では、事業再生をしようとしている企業自体が再生計画を策定する必要がありますが、実務家協会の専門家が企業が策定した再生計画を審査・指導するという方法で再生計画を策定し、お墨付きを与えるような形となります。
費用はかかりますが、債権者の合意が得やすい合理的な再生計画の策定が期待できます。
再生計画の策定に際しては、一定の要件を充たす必要がありますので、企業を支援する弁護士等の専門家が必要です。詳細な手続や事業再生ADR手続の利用の適否については、弁護士にお問い合わせください。
〔文責 武藤〕

顧問プラン
| 顧問プラン | ライト | スタンダード | プレミアム | |
|---|---|---|---|---|
| 費用(税込) | 5.5万円 | 8.8万円 | 16.5万円 | |
| 対応時間 | 3時間 | 6時間 | 10時間 | |
| 法律相談 | 面談、メール、電話、チャットにて相談対応いたします。 | |||
| 労務トラブル | 従業員との労務トラブルに関して、発生後の対応のアドバイスや予防のための助言を行います。 | |||
| カスタマーハラスメント ペイシェントハラスメント |
患者からのハラスメントに関して、対応のアドバイスや予防体制構築のための助言を行います。 | |||
| 医療監査・立入検査・ 個別指導への帯同 |
行政からの医療監査・立入検査・個別指導への対策に関するアドバイスや、弁護士の帯同を行います。 | アドバイスのみ |
帯同も可能 |
|
| 未払い診療報酬 (内容証明) |
未払い診療報酬の回収のために、内容証明郵便の送付を行います。 | 月1通 |
月2通 |
月3通 |
| 未払い診療報酬 (督促・訴訟) |
未払い診療報酬の回収のために、督促・訴訟の対応を行います。 | |||
| 契約書・定款・就業規則 作成 |
契約書・定款・就業規則の作成を行います。 | A4で4枚まで | A4で8枚まで | A4で20枚まで |
| 契約書・定款・就業規則 チェック |
既存の契約書・定款・就業規則のチェック・アドバイスを行います。 | A4で6枚まで | A4で12枚まで | A4で30枚まで |
| 広告リーガルチェック | 貴院の広告・ホームページ等に関して、関連法令の観点からリーガルチェックを行います。 | A4で10枚まで | A4で20枚まで | A4で30枚まで |
| 口コミ対応 | Googleに書かれた誹謗中傷等の悪質な口コミに対して削除要求をいたします。 | 月1件 | 月2件 | 月3件 |
| 取引業者・紹介会社との トラブル |
取引業者・紹介会社とのトラブルが発生した際、対応についてのアドバイスを行います。 | |||
| 院内研修 | カスハラ対応研修や管理職向けのハラスメント研修など、ニーズに応じて貴院での研修を実施いたします。 | 年1回 | 年2回 | |
| 労組との交渉対応 | 労働組合との交渉対応のサポートを行います。 | |||
| 弁護士費用割引 | 個別の案件(医療訴訟等)に対して着手金を割引いたします。 | 10% | 20% | 30% |